相談の入口で決めない
無料相談や初回ヒアリングの目的は、商品名を決めることではありません。現状、困っている場面、使える時間、社内体制、現在のサービスを聞き、解くべき問いを整理します。
課題がまだ言語化されていない場合も、相談の対象です。話を聞く前から環境構築や研修に寄せず、既存の方法で足りる可能性を残して確認します。
目利きで確認すること
業務のどこに時間がかかるか、知識が誰にあるか、データがどこにあるか、使う人が誰かを確認します。AIサービスの有無だけでなく、会社名義で使える環境か、社内の権限が下りるかも見ます。
X運用では、発信の目的、対象読者、カテゴリ、制作体制、承認、分析の観点を確認します。投稿数だけで支援内容を決めず、継続できる仕組みがあるかを見立てます。
相談の手順
- 目的と困っている場面を聞く
- 現在の業務と発信の手順を分けて書く
- 既存サービス、環境、人材の選択肢を並べる
- 制約と成立条件を確認する
- 合う範囲だけを提案し、次の確認事項を残す
判断の記録表
| 確認軸 | 質問 | 記録するもの |
|---|---|---|
| 目的 | 相談後に何を判断したいか | 解くべき問い |
| 現状 | どの業務や発信で止まるか | 現在の手順 |
| 環境 | 利用中のサービスと権限は何か | 制約と成立条件 |
| 人 | 誰が使い、誰が確認するか | 役割分担 |
| 次 | 何から試すか | 提案と保留事項 |
断ることも設計に含む
課題に合わない商品を売らないことは、営業の弱さではありません。必要な支援の範囲を明確にし、相談企業が契約後に期待する状態とのずれを減らすための設計です。
既存サービスで足りる場合は、その活用を優先します。環境構築が必要な場合も、顧客名義の環境を基本にします。人材育成が向く場合は、受講者が課題を発見し改善を続ける条件を確認します。
まとめ
目利きは、相談の内容を商品へ当てはめることではありません。目的、現状、環境、人、次の判断を確認し、必要な道筋だけを提案することです。
出典
- 02-company_knowledge/aomori-ai-consulting/01-business-content/ai-consulting/business-master.md
- 02-company_knowledge/aomori-ai-consulting/01-business-content/ai-consulting/curriculum-c.md



